この建物は城郭建築とは違いますが、石垣から一番の上の鯱までの高さは57.8メートルあり、天守の形に建てられた建築物としては最も高いものです。
石垣は花崗岩(御影石)で6,500個(7,500トン)を積み上げてあります。石垣の高さは15メートルあり、その表面に9頭の巨大な龍の彫刻が施されています。通常城郭の石垣にはこういった彫刻はありませんが、当館が博物館であると認識いただくためと、勝山市を流れる九頭竜川及び恐竜化石にちなんで施したものです。
鯱は青銅製金箔二押しで13個あり、最大のものは高さ2.4メートル、重さは750キログラムもあります。博物館の延床面積は4,434㎡、敷地面積は20,715㎡です。周囲は数千本の植栽がある日本庭園となっており、四季折々の景観を楽しむことができます。
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